市内の主な公共施設の放射線量を測定   2012年8月26日


※日本共産党議員団が実施

放射線量計福島原発事故から1年5か月がたちました。野田首相は昨年12月に原発事故の「収束」を宣言しましたが、今なお事故を起こした原発は、放射能を出し続けています。
日本共産党議員団は、放射能汚染に対して市民の関心や心配が高いことから、「市として放射線量計を購入し、平時から放射線量測定をし、市民の安心・安全が守られているかどうかを知らせるべき」と議会でも迫っていますが、市は自ら放射線量測定の必要性を認めていません。

そこで、党議員団は左記の線量計を購入し、まず市内の主な公共施設を測定しましたので、お知らせします。(測定 2012年7月)

放射線量とは

もともと原発事故とは関係なく、自然界の放射線が元々存在し、大地からの放射線量は毎時0.04マイクロシーベルト、宇宙からは毎時0.03マイクロシーベルトです。
国が除染基準としている1ミリシーベルト(年間)は毎時0.23マイクロシーベルトです。
(1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト)

市内の公共施設の14か所を測定しましたが、今回の結果は、毎時0.039~0.12マイクロシーベルト(平均すると0.07マイクロシーベルト)でした。

少し高い値のところもありましたが、おおむね自然界に存在する値に近いものでした。今後も公共施設など継続して測定し、お知らせしていきます。