市民の力が議会・市政を動かす!   2014年1月30日


 6月議会で「国保料の引き下げを求める請願」「子ども医療費助成の年齢引き上げを求める請願」がおれぞれ1万筆を超える署名とともに届けられ、みなさんの願いが前進しました。 6月議会では、「国保料」は不採択、「子ども医療費助成」は継続審議となりました。しかし、10月議会での日本共産党議員の質問に「国保料は年間1世帯5千円の引き下げ」となっていること、また12月議会では「子ども医療費助成年齢引き上げ」の議員提案がされ、可決しました。みなさんの署名の力と、これまでの粘り強い運動が、議会や姿勢を動かした結果と言えます。日本共産党議員団も、請願の署名議員となり、力を合わせてきたことがこの実現に結びついたと確信を持ち、引き続き頑張ります。

 詳細は羽曳野民報にも載せています。内容を紹介しておきます。

 

 「子ども医療費助成は今年7月より小学校3年生まで引き上げ」が実現!

「子ども医療費助成を通院でも、今年4月より小学校6年生まで」という1万筆を超える請願署名は、6月議会で継続審議になりました。請願の紹介議員である日本共産党議員団は、10月議会で各議員へ「年齢引き上げの議員提案」を申し入れする中、12月市議会で議員提出議案として条例提案がされました。

 内容は「通院助成を、今年7月から小学校3年生まで引き上げる」という提案で、請願署名の願いである『今年4月から小学校6年生まで』という願いには届いていませんが、1万筆を超える請願署名が、議会や市政を動かしたということは間違いありません。 日本共産党議員団は、条例審議に際し「7月実施を4月実施にすべき」、「助成年齢を3年生までとするより、思い切って6年生までにすることが、子育て世代の願いに応えることになる。また近隣市の状況から見ても遜色がなくなる」ことなどを主張しました。しかし、市民の願いを一歩でも実現することにつながっていく条例改正であることから、賛成しました。一歩前進したこの成果に確信をもって、これからも、さらなる充実を求めて、全力でとりくんでいきます。

 「国民健康保険料は年間1世帯約5千円の引き下げが実現!」

 この間、羽曳野市は、20億円を超える剰余金や基金があっても、市民の願いである「国民健康保険料の引き下げ」をしようとはしませんでした。10月市議会で、党議員団が「保険料の引き下げをすべき」と質問したところ、市は「平成24年度、剰余金を取り崩し、6812万円を人間ドッグと市民健診追加分に活用して、保険料を算出する額を減らし、年間一世帯あたり4890円、1人あたり1963円保険料を引き下げた」と答弁しました。年間一世帯1万円の引き下げを求めてきましたが、保険料の引き下げが実証されました。 引き続き、剰余金を活用し、健康予防や、保険料を下げることに使うよう提案して、みなさんの願い実現に取り組んでいきます。