学校給食 アレルギー事故の原因究明と再発防止を   2012年7月29日


日本共産党市議団が市と教育委員会に対策を申し入れ

アレルギー事故防止対策を申し入れ 今年5月23日、アレルギーを持つ児童が、学校給食で出た揚げパンを食べて、命に関わるアナフィラキシーを起こしましたが、保護者の判断と対応が早かったため大事には至りませんでした。揚げパンはパン工場で水と小麦のみで作られているはずでしたが、実際には卵や乳成分が混入しており、原因が揚げパンであることを教育委員会も認めています。学校給食の安全・安心を信頼していた保護者や子ども達のショックは計り知れません。しかし、パンに卵や乳が混入した経路や原因などはいまだに分かっていません。
この事態を受け、7月24日、日本共産党議員団は、市長と教育長に「学校給食におけるアレルギー児への対策について」申し入れを行いました。
①今回の事故の原因究明と再発防止の対策を立てること。
②アレルギー症状に対する緊急時対応や危機管理体制の強化とともに、今回の事故を検証し今後に生かすこと。また保護者への説明責任を果たすこと。
③教育委員会、学校、給食センターなど関係者が、アレルギーに対する共通認識を高める取り組みを強化し、医師との連携を持ち、保護者とのきめ細かい相互理解できる体制づくりを確立すること。
この申し入れに対し教育委員会は
「原因究明と早急な対応をしていく」との見解を示しました。