議会報告No.139   2016年2月11日


高年生きがいサロンの『風呂』廃止に抗議!

 

 「高年生きがいサロンに設置している『お風呂』は、諸般の事情により、平成28年3月31日をもって閉鎖することになりました。」というお知らせが、今年1月に各生きがいサロンに掲示され、利用者のみなさんから「風呂を楽しみにしているのに、なぜやめるのか」「続けてほしい」という苦情や要望が日本共産党議員団にも寄せられました。
高年生きがいサロンのお風呂廃止に怒り 日本共産党議員団は議長に関係者から説明を要請し、2月9日(火)幹事長会議で担当課から、「今後も『お風呂』の運営の継続は、費用対効果の観点から厳しい状況にある。利用者の高齢化で利用者の安全確保に努める必要がある。以上から平成27年末で、今ある市内4つの高年生きがいサロンのふろの運営を廃止することにした」という説明がありました。利用者の声をしっかり聞いていないことや、市会議員にもこの間何の説明もない中、市民のサービス切り捨てと議会軽視にあたるとして、日本共産党市会議員団として強く抗議しました。

 

市民の命と財産を守るため消防職員の健康管理と環境整備を!
   —消防組合議会—

 2月3日(水)柏原・羽曳野・藤井寺(柏羽藤)消防組合議会の平成28年度の第一回定例議会が開かれました。主な議案は、平成27年度の一般会計補正予算と平成28年度の一般会計予算で、審議の結果、全員一致ですべての議案が可決されました。
 新年度の予算は、歳入・歳出約27億円で、三市の分担金は約26億5千万円、羽曳野市の分担金は約11億3千万円、市民一人当たり約1万円となります。
 職員数は一般職260名、再任用4名の計264人で昨年度より7名増えています。
尚、若林信一市議が一般質問をし、「羽曳野出張所と高鷲出張所のトレーニングルームの設置は総合的に検討、仮眠室の環境は早急に検討・対処する。消防本部の下水道整備は総合的に検討する。火災警報器設置は77%で、大阪府下は83,4%、全国は81%。今後、周知及び広報等で普及促進に努めていく。」との答弁がありました。

 

安全な業務と技術継承のための職員配置を
   —環境事業組合議会—

 2月4日(木)平成28年柏羽藤環境事業組合議会第1回定例議会が開かれました。 主な議案は、平成27年度の一般会計補正予算と平成28年度の一般会計補正予算で、審議の結果、全員一致ですべての議案が可決されました。
 新年度予算は歳入歳出約29億6千万円で、3市の分担金は24億7千万円、羽曳野市の分担金は市民一人当たり約9千円となります。この議会にはささい市議が議案審議・一般質問を行いました。予算審議の質問の中で、正規職員が減り、再雇用職員や嘱託が増えている答弁や、また今議会の中で職員が重傷を負う事故があったことも報告されました。安全な業務を行うため、また技術継承のためにも、正規職員の採用を強く要望しました。
リサイクル 一般質問では「河内長野市で共益費を滞納し指定管理を取消された業者は、現在クリーンピア21の施設委託先と同業者であるが、当施設への影響はないのか」と質問しました。当局は「確かにそのような情報を得ているが、今のところ当施設への運営は適正に行われている。今後、弁護士などとも連携し注視する」と答弁があり、運営に支障が出ないよう要望しました。