市民アンケートご協力ありがとうございました   2017年2月20日


1000人を超える皆さんからご要望が寄せられました

 

日本共産党羽曳野市議団は、2016年11月〜2017年1月に市民アンケートを実施しました。1033名の方々からご回答をお寄せいただきました。自由記述欄にご記入いただいたアンケート数はその内435通で約半数に及びました。ご協力本当にありがとうございました。下記のとおりアンケートの結果をご報告します。今後、みなさんから頂いた切実な声を議会に届けるとともに政策作りに生かしてまいります。

 

      1. この1,2年で暮らし向きはよくなりましたか。
         生活実感が「良くなった」、「少し良くなった」と感じている人はわずか4%

        この1,2年の暮らし向きは アベノミクスで景気回復といわれていますが、市民の皆さんの生活実感は、どうでしょうか?
        今回のアンケートでは、「良くなった」と「少し良くなった」とあわせても4%でごく少数です。
         怒り 逆に、「悪くなった」と「少し悪くなった」をあわせれば42%で約半数近くにもなります。現役世代の実質賃金が下がり、年金も減っている中での生活実感がはっきりと現れています。

         

      2. 今の羽曳野市政について、あなたはどのように思われていますか。
          「大いに不満」24%、「少し不満」33%で、「不満」は半数を超えている

        今の羽曳野市について 今の市政についてどう思っているかについては、「大いに満足」は1%でごく少数、「ある程度満足」は14%であわせれば15%が「満足」という結果です。

         少し不満33%、大いに不満24%で、あわせれば57%で半数を超えており、今の市政に対してあらゆる面で施策の改善要望があるということが反映されています。

         

      3. 医療・福祉施策の中で特に望む項目は?
         病気をしても介護が必要になっても安心して暮らしたい!

        医療・福祉施策の要望

         アンケートに答えた約6割の方が「介護保険料の軽減」を望んでおり、要望のトップとなっています。 40歳から保険料が徴収されるため高齢者だけの要望ではありません。
        老人健診 医療費負担の軽減も次に多くなっています。特に、こども、障害者、高齢者、ひとり親家庭などへの医療負担軽減は切実です。国民健康保険料の軽減は、長年、要望の上位に位置しています。高齢化が進む中で介護離職や老々介護の共倒れが問題となる中、安心して介護が受けられる施設が求められており、特別養護老人ホームの増設の要望も多くなっています。

 

      1. 子育て・教育施策の申で、特に優先してほしい項目は?
          歩道・自転車道の整備・中学校の全員給食・待機児対策

        子育て・教育への要望

         一番多い要望が通学路の安全対策です。具体的には、歩道と車道が分離されていない通学路、車の交通量が多い中学・高校生の自転車通学路、さらに、人通りが少なく治安が悪い通学路などの安全対策です。
         次に多いのが「中学校の全員給食」です。
         羽曳野市は「弁当は親子の絆を深める」という理由で「選択制」にしていると議会で答弁。「給食を選択すれば、親子の絆がないと思われる」「冷たいおかずは食べにくい」「給食は少数派だから注文しづらい」などの理由で実際に注文している生徒はわずか約7%。小学校と同じような給食を望んでいることがわかります。さらに、待機児対策も切実です。

 

      1. くらし・まちづくり雄篇で充実して瞳しい項目は?
          毎日の生活を支える「水道」.「交通」に要望が強い

        くらし・街づくりへの要望

         「上下水道料金の引き下げ」の要望は、どの世代にも共通する要望です。

         次に多いのは「循環バスや公共交通の充実」です。羽曳野市は東西に長く、バス路線も少ない地域が多いのが現状です。買い物や通院など生活に必要な移動についても、タクシーなどを利用せざるを得ません。「交通費が高額なだめ外出回数を減らして我慢しているjとアンケートに記入されている方が多くおられました。高齢者にとっては外出は健康づくりに大切で切実な要望です。
         次に目立ったのは、「公園、広場の整備」です。特に「子どもがボール遊びできる場を作ってほしい」という声が記述の中に多くありました。

 

      1. 国の施策として望むことは?
        将来不安が大きい「医療・介護・年金」に要望が集まる

        国・企業への要望

         政府は、医療負担の増額・介護保険の利用制限と負担増・年金カットをさらに進めようとしています。 この動きに対して、7害り以上の方が医療・介護・年金制度の充実を要望しており、高齢者だけでなく、現役世代の将来にとって大きな問題です。
         次に多い要望は、消費税増税ストップです。 この市民アンケートでも生活実感は苦しくなっており、その上に消費税が増税されれば、増々消費は落ち込み、貧困と格差がさらに深刻化することが予想されます。
         次に、原発から自然エネルギーヘの転換を求めています。福島原発事故の教訓が要望にも示されています。 また、長時間労働をなくし雇用を安定化させる働くルールを求めています。

 

切実な要望を実現するため頑張ります!

 

 具体的な要望として件数が多かったのは、道路整備です。歩道の整備や舗装の改修、カーブミラーの設置などがありました。また、施設の老朽化に対する改善や公園や広場などの整備の要望が具体的にありました。施策の充実では、子どもや高齢者に対する施策の充実を具体的に進めて欲しいという要望が多く寄せられました。
 日本共産党市議団は、今回皆さんから寄せられたご要望を実現するために力を合わせてがんばります。